ニコニコ・ニュースレター 2019年11月号

応援します!元気な歯!    
    ニコニコ・ニュースレター           
      うちだ歯科医院 2019/11 第151号

令和元年11月号です。令和になって穏やかで幸せな時代になります様にと国民皆で願ったのに豪雨や台風など自然は、そんな人間の勝手な思いを蹴散らす様に猛威を振るいます。科学や医学が進んで自然を支配できるなどと思い上がっている人間への警鐘にも思えます。
さて今月は「食べる」についてお話します。
健康のための情報は満ち溢れています。食事についても何を信じて何を選べば良いのか、迷うばかりです。「食」にまつわるポイントは「バランス良く」「腹八分目」「適度な運動」につきます。人間は生きるためにエネルギーが必要です。美しいものを見て豊かな気持になる事、親しい人と語り合い喜びを分かち合う事、そして毎日の食事。これら全てが私たちが生きていくためのエネルギーになるのです。今、物があふれ豊かになった反面、それらを自分で考え、選ばなくてはいけない時代になりました。人との関わり合い、食べ物の選択、全てが簡単に済ませられる様になったのですが、今一度、何が大事なのか見つめ直す事が必要な時代だと思います。体の健康を保つためには食生活を整える事が基本です。そしてそれがお口の健康にも繋がります。お口の健康を損ねる食生活は体にも悪い影響を与えます。周りには食べ物に関する情報が溢れています。体に必要な物を、そして体の為になる食べ方を考える必要があります。
私たちは、つい手軽な美味しさを求めます。目で見ての美味しさ、一口含んだだけでとろける様な美味しさ。でも、それとは全く違う美味しさがあるのをご存知でしょうか?それは、いっぱい運動をして喉が渇いた時に飲む1杯のお水、お腹がペコペコの時に食べるおにぎりの美味しさです。手軽で、わかりやすい
美味しさは、脳に刺激が届きやすく、仕組まれ、作られた美味しさです。それが「やみつき」をまねき、もっと欲しくなり、食べすぎになり、結局、体に必要な物が不足になり、「バランス良く」「腹八分目」が崩れてしまいます。ファーストフードやスナック菓子、いろいろな手軽な食べ物や飲み物は「やみつき」を狙って作られています。多くの人に選んでもらい、たくさん食べてもらう為の味の秘訣は、砂糖と脂肪での味付けです。そして、旨み(グルタミン酸やイノシン酸など)で加工を施します。わかりやすく、口に含んだ瞬間に受け入れてもらえる味を開発しているのです。誰でも好きな砂糖と脂肪の傑作がアイスクリームです。内臓脂肪型肥満の食習慣上の特徴としてアイスクリームを好む、間食が多い、満足するまで食べる、があげられます。それに慣れた味覚は、3度の食事にもそれを求める様になり、砂糖と脂肪による満腹感をいつしか常に求める様になってしまいます。

健康志向のためか、日本ではお茶系統の清涼飲料水の生産量が群を抜いて増えています。コーラなどの炭酸飲料は減少傾向にありますが、カロリー、糖分ゼロなどと言って、手を変え品を変え新しい飲料水が出てきます。健康志向で控えていた人たちをターゲットにしているのでしょうか?どうせ飲むなら少しでも美味しいものをと考える人も多いようです。でも飲み方によっては、わずかな糖分がいつも口の中にとどまり,むし歯のリスクが増える場合があります。むし歯予防の為には量より飲み方が問題です。喉が渇いた ら水かお茶にして、美味しい飲み物は食事とともに1杯、楽しく飲むようにしては如何でしょうか?
大人の笑顔は歯で決まる!   「バランス良く」 「腹八分目」 「適度な運動」