ニコニコ・ニュースレター 2020年07月号

応援します!元気な歯!    
    ニコニコ・ニュースレター           
      うちだ歯科医院 2020/07 第159号

2020年7月号です。北九州市の陽性患者、人数は少し減りましたが、散発で、いつまでたっても収束しません。不気味ですね。自分も感染している、相手も感染しているものと思って行動する事が大事と思います。
細菌やウィルスが原因となる病気を感染症と言います。でも細菌とウィルスは大きさも特徴も全く違うのをご存知でしょうか?
細菌は体(細胞)を持っている生き物です。有害な細菌は、ヒトの体に入り込み細胞の増殖を繰り返して病気を引き起こします。一方、ウィルスは、細菌と違い、体(細胞)を持ちません。大きさも細菌の約50分の1
くらいの大きさです。自分の体を持たない代わりに他の生き物の細胞を乗っ取る事で増殖します。細菌と違い、
抗菌薬は効きません。世界的に猛威を奮う新型コロナウイルスには特効薬やワクチンはまだありません。身を守る為には初期から言われている様に日常の行動を注意するしかありません。
感染症対策を取り入れた新しい生活様式とは感染対策の3つの基本から成り立ちます。
① 身体的距離の確保
人との間隔はできるだけ2m(最低でも1m)あける。
遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ。
会話の際は可能な限り真正面を避ける。
3密(密集・密接・密閉)を回避する。
こまめに室内を換気する。
② 手洗い
家に帰ったら、まず手や顔を洗う。
手洗いは水と石鹸で30秒程度かけて丁寧に洗う。
毎朝の体温測定、健康チェックを行なう。発熱や風邪の症状がある場合は自宅療養に努める。
③ マスク着用
症状がなくてもマスクを着用する。
せきエチケットを徹底する。
感染流行地域への行き来は控える。

新型コロナウイルス感染者の中には重症化する人がいる一方で、感染しても症状の軽い人やほとんど症状がでない人もいれば、同じ環境にいても感染しない人がいます。基礎疾患や年齢などが影響しますが、免疫機能も大きく影響すると考えられています。
免疫とは体内にウィルスなどの病原菌が侵入してきた際に、それらを追い払おうとする能力の事です。まず外部からの侵入者が何者であっても先行して働くのが「自然免疫」です。この「自然免疫」が侵入者と戦っている間に体内では、侵入者にぴったりくっついてやっつけるオーダーメイドのタンパク質「抗体」が作られます一度「抗体」が作られると、しばらくの間は同じ病原菌が侵入してきても速やかに退治することができます。これが「獲得免疫」です。新型コロナウイルス専用の「抗体」を大量に作るようになると、効率的にウィルスを退治でき、症状が重くなりません。この状態を人工的に作るのがワクチン接種です。
現在、予防のためのワクチンや特効薬のない新型コロナウイルスから体を守るには、先行して働く「自然免疫」を高める事が重要になります。規則正しい生活を心がけ、食生活にも注意しましょう。免疫細胞の約70%が存在すると言われている腸の腸内環境を整える事で免疫細胞を活性化させる事が期待できます。この免疫細胞の働きをサポートするのが乳酸菌などの善玉菌です。腸内環境は、ストレスや生活習慣の乱れなどの影響で変化しやすいので、発酵食品などを毎日補うのがお勧めです。また善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖も合わせて摂ると更にいいでしょう。
「自然免疫」を高めて新型コロナウイルスを遠ざけましょう!