ニコニコ・ニュースレター 2020年06月号

応援します!元気な歯!    
    ニコニコ・ニュースレター           
      うちだ歯科医院 2020/06 第158号

令和2年6月号です。昨年12月に中国から世界中に広まった新型コロナウイルス、いっこうに収まる気配がありません。人類はワクチンや治療薬が見つかるまで新型コロナウイルスと上手に共生するしかないようです。私たちが、出来るだけ感染しない様に生活習慣を変えるしかありません。そのひとつがマスクの着用です。今までマスクを着けた事のなかった様なアフリカの人たちや南米の人たちもマスクを着用しています。
では正しいマスクの着け方、またマスクを着ける事によってどの様な効果があるかご存知ですか?
マスクの着用は、「ただ覆っておけば大丈夫」という認識ではマスクは正しく機能してくれません。
着ける状況や場面を考える必要があります。マスク着用の目的は、
① ウィルスや花粉、ガスの取り込みを防止する
② 菌やツバを外に出さない
③ 鼻や喉の粘膜を保湿、保温する       の3つです。
不織布マスクや、ガーゼなどの布マスクは「衛生マスク」と言います。上記のマスク着用の目的の①は達成できませんが、②や③の役割は果たしてくれます。
外科手術の際に医療従事者からツバや雑菌が患者に付かない様に開発された「サージカルマスク」も②が目的です。
医療従事者が結核患者の治療をする際などに使われるN95などの「防塵マスク」だけが①の目的を達成できます。
一般に普及している「衛生マスク」にはウィルスの侵入を防ぐ効果はほとんどありません。それでも少しでも侵入を減らすには顔と出来るだけ隙間なく装着できるかが重要になってきます。空気中の粒子がマスクと顔の間にできた隙間からどのくらい入り込むかという研究では、「漏れ率」は平均86%で、かなり隙間から入り込んでいるという結果でした。では「衛生マスク」で漏れ率を下げるにはどうすればいいのでしょう。
着ける前には、まず手を洗い、マスク上部のノーズフィッターにカーブをつけましょう。カーブが鋭角になりすぎると漏れが生じるのでWの形をイメージして鼻にフィットさせましょう。ヒダの部分(プリーツ)を広げてマスクを口に当て、ゴムひもを耳にかけます。この時、髪の毛や髭を挟まない様に注意して、顎の下まで覆われているか、鼻や頬の部分に隙間がないかを確認して「漏れ率」を最小限にしましょう。
外す時はマスク本体には直接触れないようにして、ひもの部分を持って外しましょう。マスクの外側にはウィルスや菌が付着しているものと思って外側を谷折りにして捨てる様にされて下さい。
             

ほとんどの人がマスクを着けて生活している今、「マスク生活」が長引くと、お口の中にも変化が起こってくる可能性があります。
「マスクの中の自分の口臭が気になる。」
「テレワークなどで人と会わないから、ついケアがおろそかになっている。」
「あまり水分をとらないし、しゃべらないから、口の中がネバネバする。」
といった事はありませんか?
まさにマスクの下では細菌が大繁殖しているのかもしれません。
そこで、お口の中のケアと共にお勧めが唾液分泌を増やす事です。唾液には免疫作用や抗菌作用もあります。
では唾液分泌量を増やす為には、、、、
まず一つ目はガムを噛みましょう。ガムを噛んで唾液分泌量を増やせば、細菌の働きを抑制してお口の中が清潔に保たれます。
そして二つ目は、舌のストレッチと唾液腺マッサージです。不要不急の外出を控える今、是非取り組んでみて下さい。