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ニコニコ・ニュースレター
うちだ歯科医院 2026/07第229号
2026年7月号です。日本のワールドカップも終わってしまいました。これから梅雨が過ぎ夏へと向かいます。今年は去年より暑くなるとの予報も出ています。暑熱順化(身体が本格的な暑さに慣れる生理的なプロセス)を上手にする様に気をつけましょう。本格的な夏が来る前に、少し汗をかく程度の運動を継続的に行うことが効果的です。日中の暑い時間を避けて比較的涼しい朝や夕方に無理のない範囲で数週間続けると、効率よく体温調節が出来る様になります。上手に暑熱順化していく事が、これからの暑い季節を迎えるには大切です。
熱中症は“口の乾き”から始まる
熱中症の初期サインは「口の乾燥」です
夏になると、めまい・頭痛・吐き気などの熱中症症状が話題になりますが、実はもっと早い段階で口の乾き(ドライマウス)が現れます。 体の水分が減り始めると、唾液の量も同時に減少します。唾液は体の水分から作られるため、脱水の影響を受けやすいのです。
特に高齢者は「のどの渇きを感じにくい」ため、気づかないうちに脱水が進み、熱中症へ移行してしまうことがあります。 口が乾くという小さな変化は、体が発している大切なサインです。
なぜ熱中症で口が乾くの?
夏は、体が水分を失いやすい環境がそろっています。
• 体内の水分不足
• 冷房による乾燥
• マスクで口呼吸が増える
• 夏バテで食事量が減る
これらが重なることで、夏は「口が乾きやすい季節」になります。
口が乾くと起こる口腔トラブル
唾液が減ると、口の中の環境は一気に悪化します。
• 口臭が強くなる
• むし歯・歯周病のリスク上昇
• 口内炎ができやすい
• 飲み込みづらくなる(誤嚥リスク)
熱中症だけでなく、口の健康にも大きな影響が出るため、早めの対策が大切です。
熱中症を防ぐ“口からできる”セルフケア
口の乾燥は、日常のちょっとした工夫で予防できます。
• こまめな水分補給(少量を回数多く)
• 甘い飲料ばかりに頼らない
• 冷房の風が直接当たらないようにする
• 鼻呼吸を意識する
• 唾液腺マッサージを取り入れる
唾液が体を守るしくみ
唾液は単なる「口を潤す液体」ではありません。 口腔内の細菌を抑え、粘膜を保護し、食べ物の消化を助けるなど、体を守る多くの働きを持っています。
脱水が進むと、この防御機能が弱まり、口腔トラブルが増えるだけでなく、体温調節にも影響します。 唾液は体のバリアの一部であり、夏こそその働きを守ることが重要です。
熱中症を防ぐ“口からのセルフケア”をもう一歩深く
• 起床後のコップ1杯の水
• 外出前の水分補給
• 噛む回数を増やす食事
• 就寝前の少量の水分補
• 口呼吸を避ける習慣づくり
高齢者の熱中症を防ぐ口の習慣
高齢者は、体の水分量が少なく、喉の渇きを感じにくいため、熱中症のリスクが高くなります。
• 食事はできるだけ噛むものを選ぶ
• 水分は少量をこまめに
• 口が乾いたら早めに対策する
• 冷房の風を直接当てない
• 口呼吸を避ける工夫をする
家族や周囲の方が声をかけることも大切です。
口の乾燥は、熱中症の予防にもつながる大切なサインです。 こまめな水分補給と唾液の働きを守ることで、健康な毎日を過ごしましょう。
今日は昨日よりいい笑顔!明日はもっといい笑顔! 大人の笑顔は歯で決まる!!