ニコニコ・ニュースレター 2011年05月号
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風薫る季節、5月になりました。
震災や津波、原発事故の被災者の方々の事を考えると心が痛みますが、被災していない私たちにできる一番大切な事は今までの歩みを止めない事だと思います。そして支援活動、並びに前向きに行動する事が、この国を支え、元気にする事だと思っています。事の大きさに圧倒されてばかりではダメだと思います。
「歯医者さんへの手紙」という本があります。患者と医者という立場を離れて患者さんの気持ちをざっくばらんに語っていただいた内容です。その中から・・・
痛むけど 足がすすまず がまんする。
痛みだし もう耐えられぬと思いたち されど跨げぬ 歯医者の敷居
痛いけど まだまだいける このままで。
治療より 長くて不安な 待ち時間。
むずかしい その顏やめて 歯が痛む。
痛い顏 衛生士さんが 目で笑う。
命まで とりはしないと 歯医者さん。
先生の つい独り言 不安増す。
口開けて 心は閉じる 弱患者。
心にも 歯にも効くよな 思いやり。
わが子でも 代わりたくない 歯の治療。
中断を 続けて今日の 抜歯かな。
歯がきれい 少しブスでも得をする。
抜歯され 人生の友 ひとつ去り。
歯の治療 目を開けるべきか 閉ずべきか。
覚悟した抜歯に こぶし拍子ぬけ。
昔 歯のある事をつい忘れ、今 歯のある事に感謝の日々。
患者さん達の素直な表現が、私たち歯科医療に従事する者にとって貴重な物語となっています。
『患者さんの声は、最良のお師匠さん』だと思っています。
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