ニコニコ・ニュースレター 2011年08月号
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暑中お見舞い申し上げます。毎日、暑いですね。
こんなに暑いと治療に来られている患者様に申し訳ない気さえしてしまいます。暑い中、御来院ありがとうございます。
さて、先日、久しぶりに来院された患者さんの口の中を診てびっくりしてしまいました。治療した歯がボロボロになっているのです。お話をうかがってみると健康のためにと黒酢を毎日ずっと飲み続けていたのだそうです。
どんな人でも日常的に酸の影響を受けているのですが唾液の力によって歯の表面のエナメル質が補修されています。でも酸の影響を過剰に長時間こうむる様になった時、むし歯菌がなくても歯は溶け始めてしまいます。例えば柑橘系の果物を食べてすぐ歯磨きをした時、歯がしみたり痛んだりした事はありませんか?口の中のpHは唾液の力によって中性(pH7)に保たれています。骨よりも硬いエナメル質ですが酸が苦手でpH5.5以下の酸に長時間触れると唾液の補修作用が間に合わず、軟化し、溶け始めてしまうのです。
身近な酸の食べ物や飲み物で歯の溶ける事を「酸蝕」と言います。
毎日のジョギング後の水分補給にビタミンドリンクや黒酢ドリンクを愛飲している方。部活中、熱中症予防のために頻繁にスポーツ飲料を飲んでいる方。朝食後は健康のためグレープフルーツを食べ、その直後に歯磨きしている方。赤ちゃんがぐずる時、哺乳瓶でジュースを飲ませている方。コーラやワインやチューハイの大好きな方。歯の健康のためには生活習慣を少し見直してみませんか?
酸蝕歯を予防するには、
酸っぱい物を食べたら30分ほど歯磨きを控える。
酸性の飲食物を口にしたら、その後すぐ水やお茶を飲む。
フッ素入り歯磨剤やジェルを使う。
柔らかい歯ブラシを使う。
赤ちゃんに哺乳瓶でジュースを飲む習慣をつけない。
口が渇いているときは酸性の飲み物を避ける。様にして下さい。
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