ニコニコ・ニュースレター 2026年02月号

応援します!元気な歯!              
ニコニコ・ニュースレター
 うちだ歯科医院 2026/02第224号

2026年2月号です。毎日、寒いですね。インフルエンザや風邪も流行っています。インフルエンザや風邪のウィルスの感染は「鼻」と「口」と「目」の粘膜から起こります。お口の中が不潔だと、口の中に潜む細菌が出すタンパク分解酵素がウィルスの粘膜細胞内への感染を促してしまいます。特に歯周病菌は強力なタンパク分解酵素を使って、細胞壁を次々に破壊し、ウィルスの侵入を助けています。うがいだけではなく、歯ブラシによるお口の中のケア、更には舌の表面に白っぽく付着する「舌苔」も取り除くのがお勧めです。お口の中を清潔にし、健康に保つ事はインフルエンザや風邪の大きな予防対策となります。是非ともご注意ください。
さて、1月31日の朝日新聞に「健康のために心掛けていること」という記事が載っていました。
第一位は「朝食を必ずとる」 食べることで体温が上昇、睡眠中に失われた栄養も補給して脳も体も活動的に。
第二位は「野菜を食べる」 食物繊維が急な血糖値上昇を抑制し、腸内環境や便通も改善。
第三位は「毎年健診を受ける」 症状の出にくい病気の早期発見につながり、自身の健康意識が高まる。
第四位は「歯科の定期検診を受ける」 むし歯や歯周病の早期発見、予防で口の中をいい状態に保てる。
第五位は「階段を使う」 手軽に運動効果が得られ、筋力や心肺機能の向上に期待できる。  でした。
記事の中で「歯を抜く事になり泣く人、検診を受けていればと後悔する人が大勢いる」ということでした。
そこで今回はお口の手入れにとっても便利なワンタフトブラシを紹介します。
小さい頃から「歯ブラシのサイドを使って」とか「かかとを使って」とか1本の歯ブラシでいかに自分の歯をキレイに磨くかを教わってきたと思います。でも磨きやすいところはきれいにできても、磨きにくいところは汚れが残ってしまっている事が多いです。特に中高年になってくると口の中の環境は複雑で、冠やブリッジ、部分入れ歯やインプラント、歯並びの不正や歯ぐき下がりなどで、よりプラークコントロールが難しい状態になっています。歯ブラシ1本で時間と労力をかけて磨いても、磨き残しから、むし歯・歯周病に罹患してしまうだけでなく、歯が摩耗して知覚過敏を起こす原因にもなってしまうこともあります。
そこで普通の歯ブラシでは磨きにくい部分のプラークを、効率よく、かつ確実に落とすために開発されたのがワンタフトブラシです。“まごの手“の様に狙った所にピッタと当たり、しっかりプラークを落とせます。歯ブラシを目的に合わせて使い分ける事は決して特別なことではありません。例えばゴルフでは、いろいろなクラブを必要に応じて使い分けます。メイクでも、当然のようにブラシを使い分けるでしょう。それと同じです。
歯ブラシは1種類ではなく使い分ければいいんです!
   

ワンタフトブラシを普通の歯ブラシを使う前に使うようにすると、歯磨きの時間を増やさなくても今より2倍以上きれいになります。またちょっとした工夫でグンと磨き残しが減ります。まずはワンタフトブラシで自分の磨きにくいところ(リスク部位)を集中的に2分間、次に普通の歯ブラシでいつものように歯全体を1分間磨いてみてください。磨く時間は同じなのに、口の中は圧倒的にきれいになります。
ワンタフトブラシの使い方の基本は毛先を細かく動かす事です。
ワンタフトブラシはブラシの先にたくさんの毛を使い、密度高く植毛しています。毛の量が多いので毛先がしっかりと歯の面に当たります。毛先を細かく振動させる事により歯に付いているプラークが粉砕されます。粉砕されたプラークは毛と毛の細かな隙間を通って毛束の奥へと上がっていきます。ちょうど植物が根から水分を吸い上げるような“毛細管現象”でプラークを落とします。
ワンタフトブラシの持ち方の基本は細かい動きがしやすいペングリップ(筆を持つように握る)がいいでしょう。ただ上顎の奥歯の裏側だけはパームグリップ(手のひらで握る)がいいかもしれません。
歯磨き剤や水は付けずに毛先が乾いた状態で使いましょう。
自分のリスク部位を把握して磨きにくいところから先に磨く。お部屋全体にパーッと掃除機をかけても、結局汚れが溜まっているのは隅っこや凹みがある所です。その汚れを落とすには専用の道具があった方が効率的です。
賢く、楽に、きれいに、ワンタフトブラシはお勧めです   
「歯を磨いている」と「歯が磨けている」は違います。
「歯ブラシを使い分ける」という発想もあっていいのではないでしょうか?
予防は「やったもん勝ち」です。
今日は昨日よりいい笑顔。
明日はもっといい笑顔。
大人の笑顔は歯で決まる!