ニコニコ・ニュースレター 2026年04月号

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ニコニコ・ニュースレター
 うちだ歯科医院 2026/04第226号

2026年4月号です。関東地方では桜の開花宣言も始まりましたが、北九州は遅いようです。早くお花見に行きたいですね。
さて今月は唾液についてのお話です。題して「唾液の力を知っていますか? お口を守る“見えないヒーロー”とドライマウス」の話です。
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唾液は、普段あまり意識されませんが、実はお口の健康を守るために欠かせない存在です。食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、むし歯や歯周病を防ぎ、口臭を抑え、口の内側の粘膜を保護するなど、多くの役割を担っています。ところが、唾液が減ってしまうと、これらの働きが弱まり、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。今月は、唾液の働きと、近年増えているドライマウスについて分かりやすくご紹介します。
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唾液の主な働き
● 洗浄作用 唾液は食べかすや細菌を洗い流し、口の中を清潔に保つ働きがあります。食後に自然と口の中がさっぱりするのは、この洗浄作用のおかげです。
● 抗菌作用 唾液には細菌の増殖を抑える成分が含まれており、むし歯や歯周病の予防に大きく貢献しています。唾液が少なくなると、細菌が増えやすくなり、口臭の原因にもつながります。
● 緩衝作用 食事をすると、口の中は一時的に酸性に傾きます。酸性の状態が続くと歯が溶けやすくなりますが、唾液は酸を中和し、むし歯にならないように、歯を守る働きをしています。
● 潤滑作用・粘膜保護 唾液があることで食べ物が飲み込みやすくなり、会話もスムーズに行えます。また、口の中の粘膜を保護し、傷の治りを助ける働きもあります。
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ドライマウスとは
ドライマウス(口腔乾燥症)は、唾液の分泌量が減ることで口の中が乾き、不快感や機能低下が起こる状態です。「口が乾く」「ネバつく」「飲み込みにくい」「口臭が気になる」などの症状があり、中高年の方に多く見られます。 原因はさまざまで、薬の副作用、ストレス、口呼吸、加齢、脱水、糖尿病などの全身疾患が関係することもあります。特に、服用している薬の種類が増えるほど乾燥しやすくなる傾向があります。 放置すると、むし歯や歯周病のリスクが高まり、味覚の低下や口内炎の増加など、生活の質に影響することもあります。
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今日からできる対策
● こまめな水分補給 一度に大量ではなく、少しずつ頻繁に飲むのが効果的です。 ● よく噛んで食べる 噛む回数が増えると唾液腺が刺激され、分泌が促されます。● 唾液腺マッサージ 耳下腺・顎下腺・舌下腺を軽く押すだけで唾液が出やすくなります。 ● 鼻呼吸を意識する 口呼吸は乾燥の大きな原因です。 ● 加湿器の活用 就寝時の乾燥対策に有効です。 ● 市販の保湿ジェル・スプレー 口の中の潤いを補うために役立ちます。

唾液を増やす生活のコツは
唾液の量は、日々の生活習慣によって大きく変わります。まず意識したいのは「噛む回数」です。柔らかい食事が続くと唾液腺が刺激されにくくなり、分泌量が減ってしまいます。野菜や海藻、ナッツなど、噛みごたえのある食材を取り入れると効果的です。 また、ストレスは唾液の分泌を低下させる大きな要因です。深呼吸や軽い運動、入浴などでリラックスする時間をつくることも大切です。 さらに、キシリトール入りガムは唾液の刺激に適しており、むし歯予防にも役立ちます。水分を控えすぎないこと、口周りの体操(あいうべ体操など)を取り入れることもおすすめです。
ドライマウスは、原因によって対処法が異なります。気になる症状がある方は、早めにご相談いただくことで、より適切なケアにつながります。
「年齢のせいだから仕方ない」と思われがちなドライマウスですが、実際には加齢以外の要因が関わっていることが多くあります。薬の副作用、ストレス、口呼吸、脱水、生活習慣など、改善できるポイントは少なくありません。 特に、薬の影響で乾燥が強くなるケースは珍しくなく、薬の種類が増えるほどリスクが高まります。気になる症状が続く場合は、自己判断せず、ぜひ一度ご相談ください。
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予防はやったもん勝ちです。
今日は昨日よりいい笑顔! 
明日はもっといい笑顔! 
大人の笑顔は歯で決まる!!